まず経済はお金が回ってこそ成り立つものです。従って、人がコロナウイルスにより外出を自粛しているために自宅から外出しなくなりお金が回らなくなり経済は悪化します。

仙台に限った話しではありませんが、仙台に住んでいる私が独自に周囲から聞いた話では、自動車ディーラーの方は新車購入者が少ない。ハウスメーカーの方は、お客さんや取引先と会うことができず契約に至らない。内装業の方は、トイレのウォシュレットなどが届かないために作業が進まない。アンテナショップの店長は、売り上げが6割減で時短営業をしている。ダクト取り付け業者の方は、自宅待機。居酒屋の経営者は、売り上げがないから融資をしてもらう。美容室の経営者の方は、店を閉めウーバーイーツでアルバイトを始めた。貯水タンクなどを調べる方はテレワークになったなどです。

影響が出ていない方は、大工、建物の室内のボードを貼る業者、外壁塗装、でした。影響がない理由は元請業者が大手企業であり、コロナが流行する以前に契約を取っていたからであると考えられます。今後予想できることは、元請業者が新規受注を4月5月に取れていなければ7月8月などが下請け業者は暇になる可能性もあるのではと私は考えます。

すぐに影響が出る業種と後から影響が出る業者がいると考えます。

衣食住を考えたときに生活することが厳しくなれば当然命に関わる食にしかお金を出さなくなるために高額な物は購入しなくなり経済は悪化しますよね。ここまでは仙台のごく一部の業種についての現状をお話いたしました。上記を踏まえた上で、次は私行う探偵の仕事はどうかというお話です。

探偵の仕事は、ターゲット(対象者)という人物の尾行を行い、証拠を得る業務が最も多いものです。その人物が動かなければ当然のことながら探偵の仕事も少なくなります。飲み会、レジャー、出張、出勤しなくなる、残業だという嘘が通用しなくなります。

正直、東日本大震災の際は、ライフラインがストップし電話が繋がらないため業務もできない先行きが見えない状況でした。しかし、今回のコロナウイルスのように自宅待機を余儀なくされるような国からの要請はなかったため、電話が開通した後はすぐに依頼がありました。

今回はウイルスという目に見えない恐怖から外出を避け、三密しないことを心がけている日本人が多く、マスクも付けているためターゲットも判別しにくくなっているなどの新規依頼減と調査の難易度が上がるなどのダブルパンチを受けております。

探偵の現状はこんな感じですが、皆さんが安心して外出できる世の中になるためにもワクチンが早くできることを祈っております。